今回は楠四季菜市にも出荷してくれている、二年間の万農塾を卒業された、戎谷さんをご紹介!
農業のやりがいや楽しさはもちろん、夢や希望だけでは成り立たない厳しさを話して頂いた。
まずは、エデンガーデンの掲げる地域を重視した経営理念を紹介。
5つの経営理念
地域あってこその我々:地域無くしては自分自身が農業経営できない。
利益が地域を担保する:利益は地域を存続させる源であり、地域に貢献することで、回りまわって自分に戻ってくる。利益はお金だけでなく、人との繋がりや信頼関係も含む。
成功から学ぼう:失敗から学ぶのは当たり前。
信用すること信頼されること:地域の方々を信用して、地道に実績を積んでいく中で、信頼関係を構築していく。
継続する:いくら成功しても継続しないと一過性のものとなる。継続してこそ地域に貢献できる。
万農塾だけでなく、自身で本を通して経営の勉学を積んだ中で、上記の経営理念を掲げるに至る。
生産でいいものを作るのは当たり前!
いいものを作れば売れるはもう古い。
顧客の求めているものを把握した上で、販売に繋げることが農業経営では重要との考えで、生産~出荷~物流はもちろん、スーパーの棚管理まで実現している。
販売データを分析し、売れるタイミングを見越して棚在庫を厚めにして販売ロスを無くす工夫も実施。
山口県は個人農家にとってブルーオーシャン
戎谷さんの話を聞いて印象深いのは、山口県は個人農家が活躍できる余地が大きい点という見解である。
それは、他県とは異なり農産物の大産地が無いため、中規模の生産量であっても販路が潤沢にあるため、努力次第では販売単価を自分でコントロールできる。
そのため、戎谷さんは宇部市内にさらなる個人の新規就農者を増やすために、後継者育成に力を入れる方針であるとのこと。
経営理念に共感し、計画をしっかり立てて本気で農業事業に取り組む人を受け入れる体制あり。
興味がある方はまずは、万農塾へお問い合わせ頂きたい。
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